国道へ戻り、しばらく東へ進んで鱒沢川沿いの林道へ入ろう。この道は日光市の
道はしばらく渓流に沿った後、峠のトンネルへ向けて高度を上げていく。路面状況も奥へ行くほど悪くなるため、オフロードバイクや軽四駆が推奨される。なお、今回は林道の走破が目的ではないため、峠へと高度を上げる手前で引き返した。
未舗装路は気候によってコンディションが大きく変わる。道幅もかなり狭い部分があるため、通行されるときには十分に注意の上、無理な走行はなさらぬようお願いしたい。なお、冬場の走行は不可能だ。
この他にも田代山へと向かう県道(こちらも途中から砂利道)沿いの
最後に、国道352号、中山峠付近の風景を紹介しておきたい。川は見えなくなるものの、高いところから見る山々、緩やかに傾斜を上っていく道路も、また綺麗なものである。
現在の中山峠は昭和49年に完成したバイパス線であり、難所として知られた旧道の南に位置する。バイパスと言っても、トンネル付近は比較的峠らしい情緒を残しており、特に田島側に抜けた辺りの景色が良い。2月に通った際には、山際で猿達が遊んでおり、時折国道に下りてきては、行き交う車を見つめていた。そんな光景も、この地ならではかもしれない。
坂道を下って行くと、会津鉄道・
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