二本松の提灯祭り - 郡青ひなたweb
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二本松神社例大祭 日本三大提灯祭り

二本松の提灯祭り

街の人々に長年受け継がれ大切にされてきた、二本松の秋の代名詞。
火を灯した太鼓台が町中を練り歩き、人々は熱気に包まれていく。

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取材ご協力:本松若連連合会 森木信孔(のぶよし)さん、藍原崇さん

祭礼日程
10月の第1土・日・月曜日(第1土曜日からの3日間)
※2019年よりこの日程に変更になりました。

初日:宵祭り
祭りは17時頃からスタート。二本松神社で行われる御神火祭、亀谷交差点で行われる出発式、点火の後、7町合同曳き回し。
2日目:本祭り
朝8時半頃から出発。提灯を付けない昼の太鼓台の勇壮な雰囲気を味わおう。
3日目:後祭り
昼はそれぞれの町内に分かれて回り、夜は17時頃より、3町と4町に分かれて出発。

※情報提供ご協力のお願い※

 このサイトでは、主に2007年~2013年にかけて取材をした記事を掲載しています。そのため、情報が古くなっていたり、掲載が不適切なものがあるかもしれません。
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 また、観光客の方で実際にお出かけになる場合は、掲載している自治体観光課、観光協会等へ日程をご確認ください。特に新型コロナウイルスの流行以降、行事自体を開催していない場合があります。当サイトは、性質上、最新の観光ガイドにはなれませんので、ご容赦ください。

初日、亀谷ロータリーにて。出発式の後の様子。
一つ一つの提灯には各町を表す文字が入っている。
初日の夜、日付が変わる頃に二本松駅前に太鼓台が勢揃いする。太鼓台が揃った風景は圧巻だ。
火を灯す前の太鼓台。周りの建物と比較するとその高さが分かる。
5日。午後の曳き回し。亀谷坂にて。
最終日の様子。若宮に太鼓台が集まった。
二本松神社。提灯祭りはこの神社の例大祭だ。

 華やかな光が夜空に舞う。秋の切ない空気と共に、情感溢れる美しい光景が広がる。心地よいお囃子の音色と、ひしひしと伝わってくる熱気。
「日本三大提灯祭り」にも選ばれている「二本松の提灯祭り」は、この地の人々に長年受け継がれ大切にされてきた、いわば二本松の秋の代名詞の一つである。

 この歴史は古く、今から約370年前、丹羽光重(にわみつしげ)が二本松藩主として入府した折、二本松神社を祀って、領民が誰でも自由に参拝できるようにしたことが始まりと言われている。
 以降二本松神社例大祭として脈々と受け継がれ、現在では 10月の第1土曜日からの3日間、各地から多くの人達が集まる大祭となった。

 実際にこの祭りを見て実感することは、美しさはもとより、とにかくエネルギッシュであるということだ。それもそのはず、祭りの主な運営は「若連」と呼ばれる各地域の若者達が取り行っているのだ。
 現在は少子高齢化や若者の流出などもあり、志願者は外部からの参加も認めているようだが、基本はその町で育ち、その町で祭りを経験してきた人達。町や祭りに対する強い想いがエネルギーとなって表れる。
 各町内、小学生から参加しているとのことで、子ども達は太鼓などを担当する。大人になると今度は自分達がメインとなり、祭りを執りそうして脈々と伝統が受け継がれてきたのだ。
 若連連合会の森木信孔さんは、「小さな頃から親しんだ祭りだからこそ、皆楽しんでやっているのです。皆が発する熱気こそが醍醐味です」と語る。

 現在太鼓台を有する地区は7町。それぞれに特徴ある台でパフォーマンスを繰り広げる。7町とは言え、地理的には近いため、一年を通してお互いに関わりがある。だから皆とても仲が良い。
 その結束力が発揮されるのが、初日に行われる七町合同曳き回しだ。太鼓台は亀谷(かめがい)交差点から出発し、市街地を順に回る。深夜に駅前広場に集まったときはまさに圧巻だ。
「各町で太鼓台は別でも、お互いに響き合ってる感じが特長です」と森木さん。
 どこで見ても楽しめるとは思うが、全体を見渡せる亀谷のまつり坂や、屋台が立ち並ぶ松岡、提灯の明かりが暗闇に映え、折り返し地点にもなっている根崎(ねざき)などが特におすすめだ。

 華やかさはやはり初日が一番だが、二日目・三日目も見どころが多い。
 二日目は昼間の時間帯に行われるため、パフォーマンスや太鼓台の細部がよく見られて面白い。それぞれの太鼓台の細かなこだわりに気づくはずだ。勇壮な雰囲気も昼間の方が強く感じられるかもしれない。
 三日目は、3町と4町に分かれ、それぞれ合同曳き回しが行われる。根崎・竹田・郭内(かくない)の3町は、霞ヶ城(かすみがじょう)箕輪門(みのわもん)で出発式を行うので、お城と太鼓台とを同時に見ることができる。二本松の町並みと、この祭りとの調和した雰囲気を味わえるはずだ。2009年からは新たに「呼び起こし」も取り入れられた。
「若連が発する熱気を感じに来てください」と森木さん。 現在の二本松の雰囲気を形成した一部とも言えるこの祭典を、是非楽しみに待とう。

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