第2回 いわき市南部渓谷美 - 郡青ひなたweb
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いわき市南部渓谷美
さめ)川・戸草(とくさ)川・四時(しどき)

写真:四時川。晩秋の渓谷美。

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取材ご協力:いわき市総合観光案内所(TEL 0246-23-0122)

※情報提供ご協力のお願い※

 このサイトでは、主に2007年~2013年にかけて取材をした記事を掲載しています。そのため、情報が古くなっていたり、掲載が不適切なものがあるかもしれません。
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鮫川(さめがわ)

写真1 遠野町滝の龍神峡。急流と山の紅葉が美しい景勝地。
写真2 龍神峡
写真3 遠野町根岸。支流の入遠野川が交わる。県道14号は鮫川沿いを、20号は支流沿いへ向かう。
写真4 田人町石住。ここ以西は石川郡古殿町。
写真5 田人町石住

様々に表情を変えながら海へと流れていく

 今回の取材は植田から県道20号いわき上三坂小野線、県道14号いわき石川線と、鮫川に沿って辿ることにした。まず立ち寄ったのが遠野町滝にある龍神峡(写真1、2)。
 ここは急流がつくる景勝地で、その昔漂泊の歌人であった西行も訪れたとされ、地元有志による歌碑が立てられている。龍神橋の上から見下ろす景観が特に素晴らしい。

 県道に戻り北上する。すぐに湯本方面から来る県道14号に合流し、進行方向を北西へと変えた。この辺りでは川はすっかり穏やかな流れに変わっている。支流の入遠野(いりとおの)川が見えてきたところで再び立ち止まった(写真3)。
 ただ川と川が交わっているだけなのに、どうしてこんなに雄大な景色になるのだろう。辺りも山深くなってきて、自然に抱かれているような気持ちになる。

 御斉所トンネルを越え、石川郡古殿町方面へ。山間を縫うように流れる川と、寄り添う道路。景色はまた表情を変え、丸い石が目立つようになる。
 やがて、いわき市の西端、田人(たびと)町石住に到着(写真4、5)。この辺りは川と家並みの景観が調和しており、古くから鮫川と共に暮らしてきた人々の匂いが感じられる場所だ。

 ここからは追記になる。この記事をリライトしている2021年現在、県道14号いわき石川線は盛んにバイパス化の工事が行われている。一つ工事区間が終わると、また次の工事区間という形で、道を広くまっすぐにし、適宜新しく橋を架けるなど、かなり大掛かりな工事になっていることが窺える。近い将来、線形が変わって非常に快適な道になる一方、この記事にあるような風景は、見ることが難しくなるかもしれない。
 なお、工事の関係上、昔のように「景色を見るためにちょっと停車できる場所」を発見するのが難しくなっている。(だいたいそういうところには現場作業員の車が停まっている)
 非常に景色がよい道路だけにもったいないような気もするが、観光は工事の進捗を見ながらということになるだろう。

(戸草とくさ)

田人町石住。鮫川との合流付近で撮影。県道14号からは小さな橋を渡って入るが、標識に注意していないと少々分かりにくい。
同地点。
同地点。県道から見下ろす。
ここからの写真は貝泊(県道71号側)からのアプローチ。堀切の滝上部。これ以上は寄れなかった。
堀切の滝手前。川は穏やかなせせらぎから急峻な流れへ。
滝を経て、再び静かな渓谷美を見せ始める。
戸草川へ注ぐ、家老沢の滝。山からの綺麗な水だ。

山の中をゆく細く緩やかな流れ
木漏れ日が差すゆったりとした時間

 鮫川の支流の一つ、田人町石住才鉢(さいばち)で交わるのが戸草川だ。 静かな原生林の中を流れる清流で、滝や淵など変化に富んだ景観を作り出している。
 この川に寄り添うように県道390号才鉢前山線が通っている。山間を通る隘路で、冒険心はくすぐられるが、如何せん落石等での通行止が頻発する。

 まずは北部・田人町石住の鮫川との合流地点付近で撮影。森の間をさらさらと流れる戸草川と、鮫川の雄大な流れとの対照が印象的だ。

 この先県道を南下していけば、深山幽谷の渓谷美が楽しめるが、取材時は決まって通行止に見舞われ、やむなく県道71号勿来(なこそ)浅川線側から北上することにした。
 貝泊(かいどまり)公民館のやや北側に県道390号への入口がある。集落のある一帯を通り過ぎると道路が一車線幅になり、すぐに通行止の看板が現れる。そこからは歩いて散策した。
 この辺りは堀切の滝という落差の大きな滝があるため、流れは急峻だ。いつの間にか県道との高低差も開いてしまったため、川べりに下りられそうな場所を見つけて撮影した。
 同じ戸草川でも、場所によって全く表情が違う。滝周辺の流れを見ていると、力強く凛とした美しさが感じられる。川幅が広くなって落差がなくなれば、再び静かでさらさらとした流れへ。ただ歩いているだけでも、景色の変化が見て取れて趣深い。
 残念ながらこの先には本格的なゲートが設けられており、道路コンディションが整わない限り通り抜けは無理そうだ。仮に通行できたとしても道路幅が非常に狭く、細かな落石も多いことから、無理な通行はお勧めしない。今回のように適宜徒歩・自転車等も交え、景色を楽しむのがよいだろう。

概略図です。詳しくはGoogleMap等を参照してください。

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