第4回 いわき市北部渓谷美 - 郡青ひなたweb
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いわき市北部渓谷美
夏井川とその支流

写真:背戸峨廊、トッカケの滝。

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取材ご協力:いわき市総合観光案内所(TEL 0246-23-0122)

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夏井川

県道41号小野四倉線
いわき市川前町川前周辺

徐々に緑が濃くなっていく、表情豊かな川沿いの道をゆく。
景色の変化を感じながら走りたい。

写真:県道41号。緑に包まれた道は最高に気持ちいい。

夏井川沿いには心くすぐる建造物も数多い。トンネルや鉄橋、水管橋など景色と見事に調和している。
三坂川との合流付近にて。
こちらも上写真と同じ場所。

 夏井川の散策は上流の田村郡小野町方面から始めたい。
 小野~いわき間は磐越東線と県道41号小野四倉(よつくら)線が、いずれも川に寄り添うように続いており、四季折々の景観を車窓から楽しむことができる。

 小野町からいわき市に入る頃になると、徐々に緑が濃くなり、川べりは岩場が目立ち始める。
 悠々とした川の景色から渓谷美へ。変化のある景観が面白い。

鹿又(かのまた)

県道287号上川内川前線
いわき市川前町川前・下桶売しもおけうり周辺

小さなせせらぎは山深く続く。
深呼吸したくなる清流の森へ行こう。

写真:さらさらとした清流・鹿又川の流れ。

道は川沿いを辿る。
川べりに出れば、心地良い水音を感じられる。

 鹿又川は磐越東線の川前駅付近から合流する夏井川の支流。 水が美しい渓谷として知られている。
 県道287号上川内(かわうち)川前線が川沿いを通っており、高部の集落へ向かって登っていく。夏井川に比べ小さな川であるからか、奥深い情緒が感じられ、岩肌を濡らす静かな流れは、これぞ日本的な「美」と言えるのではないだろうか。

夏井川

いわき市小川町上小川
錦展望台・籠場かごばの滝

岩の造形も美しく、滝が飛沫を上げる場所。
夏井川最大のビューポイント。

写真:錦展望台より籠場(かごば)の滝方向を臨む。

籠場の滝。やや先に駐車スペースがあるので、車はそこに止めよう。
岩が重なり合い、独特の景観を形作る。
木々の緑が景色に映える。春は桜、秋は紅葉も美しい。
春の風景。山桜がちらほら。4月13日の撮影だが、少し早かった。

 再び夏井川に戻る。県道はすぐに「夏井川渓谷県立自然公園」として整備された一帯に入る。山間を縫うように流れる急流は、滝や渕など渓谷らしい趣を見せる。水によって削られた岩の造形も美しい。
 眺めの良い場所には展望台や駐車スペースが設けられており、じっくりと渓谷美を堪能できる。

背戸峨廊(せどがろう)

いわき市小川町上小川

急流と滝が織りなす渓谷美。
自然に魅せられ圧倒される。

写真:背戸峨廊一の高さ、トッカケの滝。

屏風岩付近。V字型の渓谷だ。
川と道の位置関係に注目。ここを歩けるのは大きな魅力。
渓谷沿いの道から。

 夏井川の支流・江田川に位置するこの場所は、いわき市出身の詩人・草野心平によって「背戸峨廊」と名付けられた。
 夏井川渓谷県立自然公園の中でも特に景観の美しい場所で、渓谷美を堪能できる「屏風岩」、圧巻の名瀑「トッカケの滝」など非常に多くの見所を有する。

 沢沿いの道でトッカケの滝まで行き、山道を通って帰ってくるのがハイキングの順路。ただし、ハイキングといえども靴などそれ相応の準備が必要。
 なお、トッカケの滝より先へ行くには本格的な登山の装備が必要で、看板で呼びかけられている事項を十分確認の上で入山したい。

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