自転車でめぐる さくら湖 初夏の風景 - 郡青ひなたweb
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自転車でめぐる

さくら湖 初夏の風景

 緑が美しい初夏、さくら湖(三春ダム)を訪れた。ここは大滝根(おおたきね)川の流域に治水や利水などを目的に建設され、平成10年に竣工したダム湖。三春町の南部に位置し、三春町内はもちろん、郡山市街地からも近いため、多くの人々の憩いの場となっている。滝桜が美しい春は言うまでもないが、四季を通じて、美しい山と水辺の風景が魅力的だ。
 今回は車ではなく、敢えて自然をめいっぱい体感できる自転車を選んだ。風を感じ、キラキラと光る水面を眺めながら、ゆっくりと季節の魅力を味わいに行く。

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今回の散策は、さくらの公園をスタートし、湖を時計回りに一周するルートだ。番号は記事中の地点番号。
湖底に沈むふるさとの碑。平成8年建立。
三春ダム
ダム堤体の上を渡り、対岸の資料館側に出られる。車両の通行は不可能。車での移動は一般道を迂回する。
郡山方向へ、大滝根川を望む。

地点1
さくらの公園 三春ダム資料館

 湖南部にある、さくらの公園駐車場より折りたたみ自転車でスタート。湖に沿って西へ進むと、すぐに西端部であるダムから大滝根川への流出ポイントに辿り着く。駐車場や遊歩道が整備されており、全体を通して最もダムらしい風景を見ることができる一帯だ。遊歩道上には「湖底に沈むふるさとの碑」が立てられており、建設にまつわる歴史を垣間見ることができる。

三春ダム資料館
展望台からの景色。手前に見えるのが資料館、奥の橋は春田大橋だ。
石畑水生生物観察園から。穏やかな湖面が美しい。
同、石畑水生生物観察園。

地点2
三春ダム資料館 三春の里付近

 ダム堤体を渡ると、管理事務所や三春ダム資料館の後方に出る。資料館に立ち寄ったら、脇道を上って展望台へ行こう。春田(はるた)大橋を臨む美しい眺めは、さくら湖を象徴する風景の一つだ。
 湖畔からは「三春の里」方面へ、坂道を上っていくことになる。湖沿いの遊歩道を辿っていくのも良い。途中、緑と水色の風景が美しい、石畑(いしばたけ)水生生物観察園を通る。自然と触れ合える癒しのスポットだ。
 坂の上は、直売所や宿泊施設を備える「三春の里」や、お豆腐の「おおはたや」(こちらの記事を参照)など、さくら湖畔で最も人が集まる場所の一つだ。