岩角寺 の大梵天祭
取材ご協力:岩角寺
住所:本宮市和田字東屋口84
TEL:0243-44-3354
写真:大梵天祭での梵天争奪戦
年間行事
1/1 元朝祭
1/3 大梵天祭
2/3 二の大祭
2/3 節分祭
5/3 那智観音祭
5月第3日曜 開山報恩祭
7/15 金花水不動尊、採灯大護摩供大祭
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歴史・概要
岩角寺は本宮市北東部、二本松市との境界付近に位置する古刹だ。 天台宗総本山比叡山延暦寺の直末寺であり、仁寿元年(西暦851年)に
寺院のある山一帯は、花崗岩の巨岩奇岩によって形成され、杉の大木がそびえる幽谷の地。
「
山中には毘沙門堂、三十三観世音、那智観音堂、奥の院などがあり、ゆっくりとお参りして40分程で一周できる。
中でも観世音や菩薩、天王、天神など八百八体が刻まれた岩石は、全国的にも非常に珍しく、歩いていると心鎮まる独特の雰囲気に包まれていく。
また、県重要文化財に指定されている「
大梵天祭について
大梵天祭は、毎年1月3日に行われ、地域のお正月の風物詩となっている。
毘沙門天の御利益が梵天に降りてきて、その一片を持ち帰ることにより、10種ある功徳をいただくことができると考えられている。
護摩の奉修など厳粛な雰囲気で行事が執り行われるが、お昼頃からの庭先における梵天争奪戦で雰囲気が変わる。これはなかなかに勇壮で華やかだ。
梵天は竹の先に和紙が付けられた形をしているが、人々は皆御利益を授かろうと、その隅々までを奪い合っていく。
争奪戦は男女別になっており、三回程に分けて行われるので、機会を狙って参加してみるのもいいだろう。
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