田島地域の風景 - 郡青ひなたweb - Page 2
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駒止(こまど)湿原

2010年5月23日撮影。水芭蕉の季節は終盤。
同上
2011年10月31日撮影。草紅葉の季節。早ければ11月初旬には降雪することも。
昭和村へ抜ける林道。昭和村内。

 南会津町と昭和村にまたがる標高約1100メートルの高地に、10あまりの湿原を擁する。大谷地(おおやち)、白樺谷地、水無(みずなし)谷地の3つが代表的な湿原で、それぞれ木道が敷かれており、散策できるようになっている。四季折々の花が美しく、4月下旬〜5月の水芭蕉に始まり、初夏はワタスゲ、ニッコウキスゲ、秋は紅葉が綺麗だ。
 南会津町側駐車場へのアクセスには、駒止峠の旧道を使う。広い道ではないが、つづら折れで峠らしい趣を感じさせてくれる。頂上付近からは、昭和村方面への未舗装林道も分岐する。昭和村側駐車場へはこの道を入るが、路面状況によってはオフロードタイプの車以外は厳しいかもしれない。
 なお、稀に熊が出ることがあるので、散策の際には必ず熊鈴等を持参したい。

会津鉄道の気動車

 会津長野駅を出発し、若松方面へ向かう電車を撮影。ディーゼルカーなので、厳密には「気動車」である。
 会津高原尾瀬口、会津田島、塔のへつり、湯野上(ゆのかみ)温泉、芦ノ牧(あしのまき)温泉など、阿賀(あが)川(大川)沿いのそうそうたる観光地を結ぶ。近年はトロッコ列車を走らせるなど、観光にも力を入れている。たまには電車で旅してみるのもいいかもしれない。
 なお、撮影地付近は前方に七ヶ岳(ななつがたけ)を望むことのできる景色の良い場所である。

長野橋付近

 雪がやんだ青空の日、阿賀川(大川)沿いを走る国道121号からは、キラキラとした美しい風景が見られる。特に眼前に山々が開けて見える長野付近では、思わず車を止めたくなった。長野橋付近から撮影。

観音沼(下郷(しもごう)町)

 南会津町からは外れてしまうが、ちょっと寄り道。隣接する下郷町の観音沼だ。
 11月下旬、雪で閉ざされる前の最後の姿である。奥で雪をかぶっているのは甲子(かし)高原の山々だ。

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