博物館の外には、町内各地から移転された茅葺屋根の古民家が並ぶ。
「馬宿(うまやど)(旧大竹家住宅)」は、国指定の重要有形民俗文化財に指定されている。
　また、藍染めの体験ができる「染屋(旧杉原家住宅)」も趣があってよい。こちらの体験は、5月〜9月までの気温が高い時期に限られる。なお、藍染めは田島の伝統的な産業の1つ。藍染め教室の講師でもある芳賀文助(はがぶんすけ)さんに関してはこちらのページを参照されたい。
　郷土食の提供や直売を行う「旧山王(さんのう)茶屋」は、かつて山王峠にあった茶屋を移築したもの。茅葺屋根の家で食事ができるとあり、昼時には多くの人々が訪れる。
　この他、土間の生活を垣間見ることのできる「旧猪股(いのまた)家住宅」など、昔の奥会津の暮らしぶりや文化をじっくりと味わいながら、ゆったりとした時間を過ごすことができる。
　周辺にはキャンプ場等も整備されているので、併せて利用したい。