名所・史跡
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久川 城跡
取材ご協力:伊南村史編纂室 河原田宗興さん
参考文献:伊南村史 第一巻 通史編
伊達軍の侵攻を防いだ名城跡
福島県の指定史跡である久川城は、天正17年(1589年)に
この年は会津を支配していた
河原田氏の本拠地は、現在の伊南総合支所の南南東にあった
しかし翌年、豊臣秀吉の奥州仕置により、会津の地は
再蒲生時代(会津領主が蒲生氏から上杉氏を経て、再び蒲生氏になった時代)の
現在の城跡の中心部は、この再蒲生時代に改修された姿である。空堀や土塁などがくっきりとした形で残されており、貴重な史跡となっている。また、城址公園として整備がなされ、町民には憩いの場としても親しまれている。
重要伝統的建造物群保存地区
前沢 集落
茅葺屋根の古民家が立ち並ぶ
国道352号、
現在も、茅葺屋根の家々で人々が日々の生活を営んでおり、飾らない雪国の原風景を垣間見ることができる。その文化的な価値が認められ、平成23年6月には重要伝統的建造物群保存地区に選定された。
また、川沿いに整備されている「ふるさと公園」では、初夏に花しょうぶを見ることもできるので、併せて散策したい。
※前沢集落の見学には入場料300円が必要。
古町 の大イチョウ
小学校に立つ、地域のシンボル
樹齢800年余と推定されるこの木は、例年11月上旬に真っ黄色に色づく。河原田
地域の人達はこの木を降雪量の予知に使い、葉が一夜で散れば大雪、時間をかけてゆっくり散れば浅雪であると信じられている。
見頃が短いため、時期をよくチェックして訪れたい。
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