田村郡三春町
三春藩の中心地として栄えた三春の街並みは、今なお情緒たっぷりで、歩いて散策するのにもってこいだ。郊外のさくら湖周辺は、春の滝桜の美しさで有名。周辺は自然の宝庫だ。
トップ >> 三春町
城下町三春。古くは戦国大名・田村
町を歩けば、城下町らしい町並みが迎えてくれる。国道や県道として認定されている大通りだけではなく、小さな路地のそこここで、歴史や文化の匂いが感じられる。特に「裏道」と呼ばれる桜川沿いや、石畳の磐州通りには情緒があり、ゆっくりと散策を楽しみたいエリアだ。町中には数多くの神社仏閣、史跡などが点在しているので、歴史を紐解きながら歩いていきたい。
また、市街地だけではなく、町郊外にも足を延ばしてみよう。平成10年に竣工した三春ダム(さくら湖)周辺は自然の宝庫で、樹齢1000年以上と言われる滝桜は、春の名所として多くの人に認知されている。今回は主に初夏を選び取材をしたが、木々が緑を纏い、湖面の青も美しいこの季節は、春に劣らぬ魅力で溢れていた。
なお、町中の散策は狭い箇所が多いため、徒歩を推奨したい。町役場隣に広い駐車場が設けられている。さくら湖周辺は車もいいが、風を感じられる自転車もおすすめだ。
取材ご協力:三春町産業課観光グループ、三春町歴史民俗資料館
お問い合わせは、三春町産業課観光グループ 、または編集部まで。
三春町産業課観光グループ :TEL 0247-62-3960
※情報提供ご協力のお願い※
このサイトでは、主に2007年~2013年にかけて取材をした記事を掲載しています。そのため、情報が古くなっていたり、掲載が不適切なものがあるかもしれません。
取材対象者の方をはじめ、地元の方、歴史に詳しい方など、もしもお分かりになる点がございましたら、コメント欄、またはお問い合わせフォームより、ご教示いただけますと幸いです。
また、観光客の方で実際にお出かけになる場合は、掲載している自治体観光課、観光協会等へ日程をご確認ください。特に新型コロナウイルスの流行以降、行事自体を開催していない場合があります。当サイトは、性質上、最新の観光ガイドにはなれませんので、ご容赦ください。
アクセス
車で来訪の際には、磐越自動車道の船引三春IC、郡山東ICを利用する。いずれも国道288号バイパスと繋がっており、三春へのアクセスは良い。国道288号は町を東西に横断しており、郡山市街地~船引までは非常に高規格なバイパスが整備されていて便利だ。ただし、三春の町中へ行くには途中から旧来の288号線へ下りていく必要がある。役場隣が無料駐車場になっているので、そこに車を止めて徒歩で散策する。
町中の散策には磐越東線の三春駅も利用できる。駅から中心地へは少々歩くが、徒歩での散策ルートに組み込むのも手だろう。また、バスを使うこともできる。福島交通が郡山~三春~船引で運行されており、本数も比較的多い方だ。目的に応じて使い分けると良いだろう。
滝桜などさくら湖周辺へは、車一択になる。郡山市街地からは県道297号斎藤
冬期に来訪する場合は、スタッドレスタイヤまたはチェーンの準備を。
CONTENTS
三春町中 ぶらり歴史散策
町役場周辺・大町からスタートし、新町・清水方面、磐州通り・荒町方面、中町・八幡町方面と順々に史跡や神社仏閣を訪ねていく。城下町の情緒、そして山の小道に男の子的冒険心を感じながら、三春の町を体感していく。
三春大神宮 秋季例大祭
三春大神宮は、国道288号
三春の陶芸家 渡辺安里さん
さくら湖のほとり、廃校になった校舎を利用して芸術家の姉妹が暮らしている――そんな話を聞き、取材に訪れた。表現者の先輩として、学ぶべきものがたくさんあった。
水引を使った伝統技術「水引細工」
三春は歴史ある町である故、様々な文化を継承している人がいる。古くから伝わる日本の伝統である水引を使い、日常の生活で使える様々なものを制作している女性を取材した。
三角油揚を味わう
文化の継承という意味では、食文化もまた然り。三春では地域の名産品として三角油揚が作られている。さくら湖のほとりにひっそりと佇む、「おおはたや」さんを取材した。
三春人形の魅力
高柴デコ屋敷 大黒屋
郡山市西田町の高柴デコ屋敷では、三春人形の制作が行われている。三春人形は東北では珍しい和紙を使った張り子で、愛らしい姿が特徴。今回の取材では大黒屋を訪れ、その魅力についてお話を伺った。
※郡山市西田町の特集記事と同一の内容です。
自転車でめぐる さくら湖 初夏の風景
初夏、前々から計画していた、さくら湖の自転車一周を実行した。良い景色を探し写真に収め、名所があれば見て回る。とにかく綺麗で気持ちがよく、記憶に残るサイクリングとなった。