田村町
長い歴史に裏付けられた史跡の数々と、雄大な風景を味わう。市街地に近いエリアから山間まで、歴史を感じながら周ってみよう。
田村町は郡山市南東部に位置し、阿武隈高地の山々を背に、雄大な景色が広がる町だ。阿武隈川や谷田川が流れ、水に恵まれ生活を営みやすい地であったことから、原始時代から人々が生活していたと言われている。それゆえ史跡が数多く存在し、歴史に彩られた文化が薫る町の表情をつくり出してきた。
「田村」という町名は、坂上田村麻呂に由来すると言われている。田村麻呂が蝦夷征討のためにこの地を訪れ、その子孫が田村氏を名乗り、長くこの地を治めたことが元になっているのだ。田村麻呂が守護神を祀った田村神社は、何度かの名称変更を経て現在まで続き、地域の人々の心の拠り所となっている。
今回は郡山市街地に比較的近い阿武隈川沿いから、阿武隈高地に抱かれた東部まで、ゆっくりと町を巡り、その魅力を味わっていく。
取材ご協力:郡山市立田村公民館
お問い合わせは、郡山市立田村公民館、または編集部まで。
郡山市立田村公民館:TEL 024-955-3842
※情報提供ご協力のお願い※
このサイトでは、主に2007年~2013年にかけて取材をした記事を掲載しています。そのため、情報が古くなっていたり、掲載が不適切なものがあるかもしれません。
取材対象者の方をはじめ、地元の方、歴史に詳しい方など、もしもお分かりになる点がございましたら、コメント欄、またはお問い合わせフォームより、ご教示いただけますと幸いです。
また、観光客の方で実際にお出かけになる場合は、掲載している自治体観光課、観光協会等へ日程をご確認ください。特に新型コロナウイルスの流行以降、行事自体を開催していない場合があります。当サイトは、性質上、最新の観光ガイドにはなれませんので、ご容赦ください。
アクセス
町へのアクセスには国道49号を使う。この道は町を横断するように走っており、各所へ向かうには便利である。大きな道路ゆえ、幹線の一部として通り過ぎてしまいがちだが、少し立ち止まってみれば、様々な史跡や、日本の農村らしい原風景に出逢える場所が多い。
公共交通では電車とバスが使える。電車では水郡線の磐城守山・
バスは福島交通が郡山駅から石川郡平田村の蓬田まで走っている。大方国道49号を通っていくバスなので、国道沿いの目的地で時間さえ合えば、ある程度は利用できるかもしれない(本数が少ないので必ず時刻表をチェック)。なお、田村町内では