猪苗代湖の風景・風景10選 - 郡青ひなたweb
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猪苗代湖の風景・風景10選

猪苗代湖の青、蕎麦畑の白……色彩豊かな湖南の四季に憩う

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猪苗代湖の風景

鬼沼

湖南町舟津

 昔、京の公家一族が政府転覆を図ったが、内通者が出て一族はことごとく政府に捕らえられた。その中の一人の青年が逃れてきたのがこの辺りなのだそうだ。
 当時、ここには鬼渡(きわたり)神社という社があり、その社守が彼をかくまった。やがて青年は神社の娘と結婚をし、幸せに暮らし始めた。しかし、どこかから居所がばれ、再び役人の一団に追いかけられることに。青年は妻と共に舟で逃げ、必死に社の神様に祈った。すると、突然沼の先に橋立が現れ、沼が塞がれた。役人達は藻にからまって死んでしまったが、その後、鬼となって夫婦を追いかけ、結局夫婦も死んでしまった。それ以降、「鬼沼」という名前が付されたのだそうだ。なお、社は現在福良に移されており、この付近には存在しない。
 ここは磐梯山が最も綺麗に見える場所だと言われている。冬や春先など、水が少ない時期には橋立が出現する。

舘浜

湖南町舘

 松林の美しさで、湖南町の浜辺はかなりのもの。舟津浜から舘浜にかけての松林と、磐梯山、会津方面の山々の眺望の美しさは、特筆すべきものがある。
 この辺りは湖に沿って、湖岸道路が通っている。道路から湖を見るには、浜路の辺りまで北進する必要があるが、ところどころに駐車スペースが設けられているので、車を停めて是非散策してみたい。いろいろな湖の表情に出会えるはずだ。

秋の青松浜
白鳥が飛来する冬

青松浜(せいしょうひん)

湖南町福良

 後の大正天皇が明治末期に、翁島にある有栖川宮(ありすがわのみや)の別荘を訪れた際、湖水上からこの浜を見て命名したと言われている。当時は「青い松が来賓を迎える」=「青松賓」という意味だったと思われるが、浜辺であるならば「賓」という字より「濱」なのではないかという意見により、後に「青松濱(せいしょうひん)」と呼ばれるようになった。(現在は「せいしょうがはま」と読まれることもある)
猪苗代湖の湖水浴場の中でも、最も落ち着いた場所の一つで、穏やかな波が打ち寄せ、明るい雰囲気の浜辺である。冬場は白鳥達が飛来する場所でもある。
 松林の東側には、昔の二本松藩と会津藩の境を示す「藩領境(はんりょうさかい)の大松」が植えられていた。しかし平成23年12月に伐倒され、現在は切り株のモニュメントを作った上で、代替の松が植えられている。

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