磐梯熱海 駅周辺




貴重な自然に恵まれた、川と山を臨む情緒溢れる温泉街
中心部は、観光客を迎える温泉街でありながら、落ち着いた雰囲気を保ち、自然と見事に調和している。山と川に囲まれた風景と、ここを愛する人々が町の表情をつくってきたのかもしれない。
温泉街散策は、まず駅前の足湯から始めよう。冬のかじかむ時期には実にありがたい。今ではすっかり市民憩いの場として定着し、取材日も地元の方々が温まりながら話に花を咲かせていた。
駅構内には観光案内所も併設されているので、足湯で温まってから、お気に入りの温泉旅館を探そう。
温泉と共に駅周辺で是非回っておきたいのは、五百川沿いにあるケヤキの森だ。山一面のケヤキの木々。今ではこれだけの群生を見られるところも少なくなってしまった。葉を落とした冬でも、空に伸びる枝の美しさには見惚れることだろう。軽装で気軽に行くことができるのも嬉しい。
また、是非見ておきたいのが熱海に3箇所ある発電所だ。(西から
この地区には、丸守発電所がある。東京駅の駅舎と同じレンガ造りが特徴的で、春の桜が美しい。
発電所については、安積疏水の記事もご覧ください。

中山宿 周辺





美しき家並みと発電所
熱海の歴史には欠かせない地域
中通りと会津を結ぶ街道の宿場町として栄えたこの地区には、今も国道49号と並行した道に多くの歴史的情緒を感じられる家並みが残っており、歩いているだけでも楽しい。
周辺は雪が多いこともあり、冬の景色が特に美しい。中山宿から北へ向かう
また、先述の発電所のうち、残りの2箇所はこの地区にある。中山峠にある沼上発電所は、放水の際の迫力に圧倒される。その東方にあるのは竹ノ内発電所だ。この付近には、旧道の遺構だという「めがね橋」の一部が残されている。(安積疏水橋とは別物)

伊豆島 ・長橋




のどかな田園地帯が広がる、山の麓の静かな集落
熱海町の東部に位置する上伊豆島、下伊豆島、長橋の各地区は、県道29号長沼
この地域で特筆すべきは、貴重な絵を保存している鹿島神社だろう。これは明治時代の絵で、中山峠を越える道(現在の国道49号)を作るために岩を切り開き、道を作った際の様子が描かれている。当時を知ることができる貴重な文化財である。
また、この地域は山道も興味深い。山を縫うように林道が存在し、その中には
※県内の林道は、多くが未舗装の砂利道で、対向が難しい箇所がほとんどです。また、一般道と違い、ロードサービスの範囲として指定されていない箇所も多いので、注意の上、自己責任での通行となります。路面状況や車の大きさなどを考慮し、無理をなさらぬよう、お願いいたします。また、林道では林業車両が最優先です。

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