熱海の名所・旧跡など
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石筵 、母成 峠
雪と手付かずの自然とが織り成す、芸術的な自然美
熱海町の中で最も早く冬が訪れる場所と言えば、石筵から母成峠にかけての地域だ。熱海町中心部から北上する県道24号中の沢熱海線は「母成グリーンライン」と呼ばれ、もともとは有料道路であった。沿線は四季折々の自然に囲まれており、冬は雪の白が幻想的な美しさを作り出す。
山の麓の石筵集落から散策を始めよう。石筵集落は、川の流れを利用した水路のある街並み。この地域の特色である牛舎も姿を見せ始める。奥へ入っていくつれて牧草地が広がり始め、晴れていれば牛の姿も見ることができる。冬期は閉鎖されているが、郡山石筵ふれあい牧場では動物と直接触れ合うことも可能だ。
峠へ近づくほどに、自然の奥深さに圧倒されていく。名瀑の銚子ヶ滝は雄大でありながら、雪の中では繊細ささえ感じられる。付近には牧草地にしておくにはもったいないほどの、木々と岩がつくり出す自然美が見られた。
クライマックスは猪苗代町に入る直前のブナの原生林。沢沿いに佇む木々を見ていると、大自然の一部になったような感覚を抱く。ここはどの季節にもお薦めの場所だ。なお、道路を挟んで向かい側には、源義家が隠れたという「隠れ岩」もあり、併せて散策したい。
※銚子ヶ滝、ブナの原生林にはトレッキングシューズか長靴で、冬期には細心の注意が必要です。
郡山石筵ふれあい牧場
住所:郡山市熱海町石筵字萩岡2-2
電話:024-984-1000
営業:例年4月下旬頃~11月中旬頃、9:30~16:30(火曜休)
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高玉
自然の中に散在する、数々の史跡
熱海は中通りと会津を結ぶ街道沿いの町であったことから、歴史的なスポットが数多く点在している。その中でも高玉は、山の麓に位置し景色もよく、比較的近い場所に史跡が集まっているため、ゆっくりと歩いて回るのに最適な地域だ。
熱海町中心部から、石筵方面へ県道24号を北上する。高速道路をくぐる手前、田園地帯に見えてくるのが高玉城址である。この場所は旧二本松の領主である畠山氏(二本松氏)の一族である高玉氏の城であったが、後に伊達政宗軍によって落城した。1589年のことだ。城主であった高玉太郎左衛門は畠山氏が政宗との戦いに敗れた後も与しない豪勇だったが、勇戦虚しく敗れ去った。現在は山上に社が建てられており、美しい竹林の中に参道が設けられている。城の全体像は県道沿いにある石碑の辺りから見るのがよい。また、すぐその向かいには
さらに訪れておきたいのは、磐越道を越えた先の崖にある住吉観音堂だ。御本尊は11面
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