海老根 伝統手漉 和紙
山間の地に静かに息づく伝統の技。和紙を使った光の祭典、秋蛍は圧巻。
取材ご協力:海老根伝統手漉和紙保存会 熊田英重さん
秋蛍について
例年9月中旬の土曜・日曜(柳橋歌舞伎と同日)開催
場所:海老根和紙工房周辺(屋外)
アクセス:県道65号小野郡山線、中田町海老根
お問い合わせ:海老根秋蛍実行委員会(TEL 024-943-4264)
なお、紙漉の体験教室については12月~3月に同電話番号へお問い合わせを。1回につき20人まで可能。
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暮らしに静かに息づく伝統の技
海老根地区では和紙の原料である
この和紙の魅力について、海老根伝統手漉和紙保存会事務局長の熊田
昔は障子紙の生産が多かったようだが、今は様々なものに加工されている。地元の小中学校では卒業証書を自分で漉くのだそうだ。幼い頃からこういった伝統に触れるのは子供達にとってよい経験だろうし、卒業への思いも格別なものになることだろう。
現在は毎年12月から3月までが制作期間。その間体験教室を行ったり、教育機関へ出向いたりもしている。
「少人数である上、期間中は休みもなく大変なところもありますが、その分制作への喜びも大きいんです」と熊田さん。若い人に魅力を知ってもらい、その中から後継者が生まれることを願っている。
例年9月中旬の土日には、和紙灯で町が包まれる「
なお、2012年からは市主催により、、3月に「春蛍」が郡山市街地にて行われるようになったようだ。和紙の持つ奥深い魅力に触れてみよう。
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