アサヒビール福島工場本宮市内探訪

アサヒビール福島工場

ビールの味を知る大人だからこそ、より楽しむことができる
「大人の社会科見学」。
ゆっくり工場を見学した後、おいしい生ビールを味わおう。

住所:本宮市荒井字上前畑1
見学予約・お問い合わせ:TEL 0243-34-1170
ホームページはこちら

取材:2009年12月
取材ご協力:アサヒビール株式会社 福島工場
文、写真:木村裕輔

(掲載の情報は取材時のものです。情報が古い場合や、お気づきの点がございましたらご連絡ください。メールはこちら)

上写真:仕込工程の麦汁ろ過槽。大ビン20万本分をつくれる。

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国道4号線を郡山から北へ進むと、煉瓦色の大きなサイロが見えてくる。 本宮市南部に位置するアサヒビール福島工場だ。工業団地の中でも一際目立つ佇まいは、まさに「本宮市の玄関口」といったところ。併設するレストラン「アサヒビール園」と共に、本宮市の顔として毎日多くの観光客が訪れている。

地元工場へいざ社会科見学へ!

ここ福島工場は昭和47年に三ツ矢サイダーの工場として操業を開始した。後にビール製造を行うようになり、今では看板商品のスーパードライをはじめ、10種類の商品を東北6県と栃木、群馬、新潟に出荷している。 ビール製造は2009年にめでたく30周年を迎え、地域の工場として地元の人々に愛されてきた。

爽快な喉ごしや豊潤な味わいなど、各商品に多くのこだわりがあるが、その一端を知ることができるのが工場見学だ。
工場見学と言うと、小中学校の学校行事のような印象を受けるが、これがなかなかに面白い。アサヒビールでは電話やインターネットで予約をすれば、2名から随時見学が可能。料金も無料だ。
ビールの味が分かる大人だからこそ、興味もそそられるというもの。筆者も足を運び、この「大人の社会科見学」を満喫させていただいた。

ビールづくりを「知る」楽しみ

見学はビール製造の工程を追う形で進められる。
最初に見ることができる仕込釜は、大きな見所の一つ。アサヒビールの数ある工場の中で、福島工場が最も近くで釜を見ることができるのだそうだ。室内の温かな温度がガラス越しに伝わってくる。

工場の外観の象徴ともなっている大きなタンクも、ガイドさんの説明によってその用途が理解できる。どうやら発酵や熟成に使用されるようで、銀色の熟成タンクは一つのタンクで大ビンにして80万本分、それが170本あるというから圧巻だ。
また、普段あまり意識をしたことがないビンや缶に詰める工程も勉強になる。ビールを劣化させないための様々な工夫が施されており、普段何気なく飲んでいるビールに込められた、細かなこだわりに驚かされる。

見学の後は、もちろん試飲が可能。(車の場合はノンアルコールビールを!)ガイドさんから正しいグラスへの注ぎ方を教わり、おいしくいただきたい。

地域により愛される工場に

工場見学は地域に対して情報を開き、企業と地元とを結ぶ一つの手だてでもあろう。
チーフプロデューサーの丹治(たんじ)洋一さんは、「気軽に見学に来ていただいて、地域により愛される工場にしていきたい」と思いを語る。
また、猪苗代湖の水資源の保護や、地元小学生への環境教育など、環境保全への取り組みも積極的に行っている。それは地域貢献の観点と同時に、環境を守ることが、おいしいビールをつくり続けることに繋がってくるという思いがあるからだ。
「地域の皆様に、どうせ飲むならアサヒ! と言っていただけるよう、頑張ってまいります」と丹治さん。
安達太良山の伏流水を使用したこだわりの一杯を、今日もおいしくいただきたいと思う。

取材、文:木村裕輔

ビン詰め・缶詰めのライン

ビン詰め・缶詰めのライン。

主力商品、スーパードライ

主力商品、スーパードライ。

屋外の熟成タンク。発酵には約1週間、熟成には約1カ月をかける。

アサヒビール福島工場

国道4号から見える象徴的なサイロ。

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